SEO検定4級
こんにちは❗️まーめたるです。
SEO検定4級はインターネットを活用した集客活動のコストが年々増える中、これからSEO対策に取り組みたい方や、Webの基礎的な知識がない方でも安心して学ぶことができる民間の資格試験です。受験をお考えの方やブログを運営されている方も勉強するメリットはあると思います😊
はじめに
そもそもSEOとは「Search Engine Optimization」の略で、日本語では「検索エンジン最適化」という意味です。
Webサイトの検索結果において上位表示されるようにWebサイトやコンテンツを最適化する技術や施策のことを指します。
試験概要
一般社団法人全日本SEO協会が主催しています。
・受験資格
学歴、職歴、年齢、国籍等に制限はありません。
・出題形式・試験時間
選択式問題 80問 (←4択問題です)
試験時間 60分
・合格基準
得点率80%以上
・試験形態
所定の試験会場 での受験となります。
・受験料金
5000円(税別)/1回(再受験の場合は同一料金)
・合否結果発表
試験日より14日以内に郵送により発送されます。
1章:Webと検索エンジンの仕組み
4級1章ではネット初心者の方も根本からSEOを理解するためにインターネットの歴史からWWWの仕組みまで解説されています。ここからは実体験をもとに重要部分のみ抜粋させていただきます😊
🔷インターネットの誕生
▪️インターネットの歴史はその前身であるARPANET*1の誕生からスタートしました。
▪️1970年代にTCP / IPという通信プロコトルが考案され、インターネットと呼ばれるようになりました。
🔷WWWとWebサイトの登場
▪️1990年代にはARPANETを引き継ぎWWW*2が発表されました。
▪️世界初のWebブラウザ「Mosaic」(モザイク)が1993年に誕生し
1995年にはMicrosoftがWindows 95を発売してWebの世界が爆発的に成長しました。
世界初のWebブラウザ「Mosaic」
🔷ISPとサーバー会社
▪️低コストで気軽に利用できるインターネット接続サービスを提供するためにISP(Internet Service Provider)が誕生しました。
▪️レンタルサーバー会社と契約することにより、誰でも手軽にWebサイトを開設できるようになりました。
▪️DNS(Domain Name System)はIPアドレスとドメイン名を対応させるシステムです。
ドメイン名の構成
🔷Webサイトの仕組み
▪️URLとはUniform Resource Locatorの略でWebサイトの場所を示すものです。
▪️Webページは次の技術要素により構成されます。
(1)HTML*3(2)Java Script*4(3)CSS*5(4)その他技術
▪️CMS*6(Comtent Management System)は動的ページでWebページを作成するプログラムです。ブラウザの管理画面上で文章を書いたり画像を貼り付けたりしてWeb制作の知識がない方でもWebページを作ることができます。
2章:Googleの特徴
ここでは検索エンジン業界をリードするGoogleの技術的な特徴が書かれています。
🔷Googleの技術的特徴
▪️日本国内においては2010年まで独自の検索エンジンYST(Yahoo!Search Technology )を使用していたYahoo!JAPANはYSTの使用を止めて、Googleをその公式な検索エンジンとして採用しました。
▪️今日では日本国内の検索市場の90%近くのシェアをGoogleは獲得しました。
▪️パンダアップデート・・2011年から実施されたコンテンツの品質に関する評価を厳しくするためのアップデートです。
▪️ペンギンアップデート・・2012年から実施されたWebサイトの過剰最適化に対してペナルティを与えるアップデートです。
▪️コアアップデート・・2018年にはじめて実施されたアップデートでクエリと関連性の高いページの検索順位が上がり、関連性の低いページの検索順位は下げられるようになりました。
3章:SEOの意義と情報源
企業のWebマーケティング活動において安全で効果的なSEO施策を実施するため、信頼性の高い情報源が紹介されています。
🔷SEOの意義
▪️アウトソーシングSEOとはSEO業務の全てを外部のSEO会社に外注することです。
デメリット☠️・・・自社にSEOの技術が蓄積されない
企業秘密が外部に漏洩するリスクがある
▪️インハウスSEOとは自社内でSEO業務を実施することです。
(日本国内でも年々インハウスSEOの比率は増えてきています。)
デメリット☠️・・・社内スタッフを養成する教育費用がかかる
4章:企画・人気要素
検索ユーザーが求めるコンテンツを提供できればSEOの成功は確かなものになります。ここではSEO技術の「企画・人気要素」について書かれています。
🔷SEO技術の3大要素
(1)企画・人気要素
(2)内部要素
(3)外部要素
▪️企画・人気要素はWebサイトがどのくらいユーザーに実際に閲覧されているかサイトのトラフィック量(アクセス数)をGoogleが測定しており、人気の高いサイトの検索順位が上がるというメカニズムです。
▪️内部要素には技術要因*7とコンテンツ要因*8の2つがあります。
▪️外部要素とは次の3つがあります。
1️⃣リンク元の数と質
2️⃣ソーシャルメディアからの流入
3️⃣サイテーション*9
🔷検索キーワードの種類
検索ユーザーが検索するキーワードを調べていくと、いくつかの種類があることがわかるようになります。それらは次の3つのグループに分類されます。
✔️指名検索・・・成約率が最も高く経済価値が高い。全検索の1割を占める。
「アマゾン」「ヤフオク」など
✔️購入検索・・・物やサービスを購入するときに検索するキーワードで指名検索に次いで2番目に成約率が高く経済価値も高い。全検索の1割を占める。
「ノートパソコン 通販」「相続 弁護士 東京」など
✔️情報検索・・・ユーザーが抱えている疑問を解消するための検索。全検索の8割を占める。
「ベンチプレスのやり方」「腰痛の原因」など
5章:内部要素
SEO技術の3大要素の2つ目は内部要素です。内部要素とはサイト内部の要素のことであり、2つの要因があります。
🔷技術要因
技術要因にはSEO上の3つの重要な対策という意味で3大エリアと呼ばれているものがあります。
(1)タイトルタグ
HTMLページの比較的上の方に記述されているそのページの内容を指し示すタグです。タイトルタグには上位表示させたいキーワードを含めることが重要です。
(2)メタディスクリプション
タイトルタグの下に記事の概要として表示されます。
(3)H1タグ
Webページの大見出しを意味するタグです。
6章:外部要素
3大要素の最後は「外部要素」です。外部要素を充実させることが最も困難だといわれています。
🔷被リンク元の数と質
▪️初期のGoogleは特定のサイトへリンクを張っている外部ドメインの数が多いほどリンクを張られたサイトは人気があり価値が高いはずなので、検索順位が上がるべきだという発想を持っていました。
しかしこの考え方に限界が生じ
👇
▪️被リンク元の数だけでなく質を評価する基準をGoogleは年々増やし、不正なリンク購入の効果は年々低下するようになりました。
以上1章〜6章までがSEO検定4級の試験範囲でした。(大分適当でしたが😅)
少し問題を出したいと思います😄
( ゚Д゚)? となる問題があるかもしれません(笑)
宜しければお考えください。
問題
【問1】
Q:日本人の多くがホームページと呼ぶものは英語圏の国では何と呼ばれているか?最も適切な語句をABCDの中から1つ選んでください。
A:表紙
B:インターネット
C:WWW
D:Webサイト
【問2】
Q:次の文中の空欄[ ]に入る最も適切な語句をABCDの中から1つ選んでください。
インターネットの原始的な形態は4つの[ ]の大型コンピューターを相互に接続するという小規模なネットワークだった。
A:大学
B:公共団体
C:政府
D:軍隊
【問3】
Q:次の文中の空欄[ ]に入る最も適切な語句をABCDの中から1つ選んでください。
検索エンジンからWebサイトを訪問するユーザーが最初に目にするWebページのことを[ ]ページと呼ぶ。
A:トップ
B:カテゴリ
C:サブ
D:ランディング
お時間のあるときに考えてみてください😄
お読みくださりありがとうございました‼️
*1:1960年代に軍事目的のために開発された、世界ではじめて運用されたパケット通信によるコンピューターネットワークです。
*2:World Wide Webと呼ばれる無数のWebサイトをリンクで繋ぐ世界的なコンピューターネットワークです。
*3:HTMLとはWebページを記述するためのマークアップ言語です。文書の1部を「<」と「>」で囲まれた「タグ」を使うことで文章の構造や修飾についての情報を記述することができます。
*4:Java ScriptとはHTMLだけでは実現できないユーザーの動作に応じた動きを提供するために作られたプログラミング言語です。
*5:CSSはデザイン性の高いWebページを作るために、見栄えを記述する専用の言語として考案されました。
*6:代表的なCMSとしてWord Pressなどがあり国内でも多くの企業や個人が利用しています。
*7:技術要因というのはタグの使い方、タグの中にどのようにキーワードを書くかなどがあります。
*8:コンテンツ要因というのはコンテンツの量と質、特にコンテンツの独自性があるかどうかという情報の品質面の要因です。
*9:サイテーションとは学術論文の言及のことを意味します。サイテーションの多いサイトは信頼性が高いと判断されます。